こんにちは、編集長の佐々木です。
久しぶりに暑い日ざしが戻っている東京です。
雨が続けば文句を言い、
暑ければ暑いで「あっつい、あっつい」と言う
わがままな私たちですね。
さて、東北レポートの第2弾が西脇編集長から届いたので、
こちらでまたお届けします。
4月の宮城県に続き、5/28、5/29で、岩手県の被災地を見てきました。
今回は、世界遺産登録内定の平泉観光も兼ねて、お金を使って支援する旅。
平泉は、世界遺産登録騒ぎで込みあっているかと思いましたが、土曜日なのに人がほとんどいなくて、世界遺産独り占め状態。霧雨が降る中、しっとりと緑深い平泉の国宝を堪能しました。「夏草やつわものどもが夢のあと」と松尾芭蕉が歌った古戦の地。はるか藤原の時代に思いをはせます。

平泉から2駅戻った一の関からレンタカーで、
陸前高田へは約50キロ。海沿いに近づくと突然風景が変わります。

宮城の被災地より一層広く広がる瓦礫の地。
ここもすべてが押し流され、どこに何があったかわからないような状態。テレビでも良く見る3階建てくらい建物が、ぽつりぽつりと鉄骨だけ残して、取り残されています。
さらに10キロほど海沿いに北上すると、これも名前を良く聞く「大船渡」。ここは、高台と平地が入り組んでいる地形のため、被害のない家屋とすべてさらわれた土地が対照的に存在しています。
高台の「大船渡おさかなセンター」は4月中旬から営業を開始。「復興ラーメン」や「復興焼きそば」を販売、フリーマーケットなどを開催して、地元の被災者を応援しています。
海鮮丼などのメニューはまだまだ。漁は始まったとはいえ、明け方から昼近くまで行われていたセリは、20分ほどで終わってしまうほどの少量とか。
ここの湾に仕掛けられていたカキの養殖もすべて流され、3年は回復できないだろうとのこと。カキ小屋の鉄板をテーブルにして、復興ラーメンを食べました。

被害が大きかったとはいえ、ここ大船渡は復興のきっかけとなる拠点があると言う感じで、少し救われます。ここは人気のお菓子「かもめの玉子」の本社がある街。お土産にしっかり買い込んで大船渡をあとにしました。
今回の旅で感じたのは、被災地の被害もさることながら、平泉ほどの観光地でも、一日数人しかお客さんの来ていないような、おみやげものややレストランの悲惨な様子。世界遺産登録がせめてもの助けになってほしいと考えました。
多くの人に被災地を見て欲しいと、今回、仙台、福島リビングの編集長のアドバイスも受けて、宮城、福島の被災地&お買い物ツアーを企画しました。6月中旬にえるこみでも掲載しますので、注目してください。